パリ五輪エペ団体銀 見延和靖選手が一日警察署長 群馬・高崎市
冬の県民交通安全運動に合わせ、パリ五輪のフェンシングエペ団体で銀メダルに輝いた見延和靖選手が群馬県高崎市で一日警察署長を務め、ドライバーに安全運転を呼びかけました。高崎警察署の一日署長を務めたのは、フェンシングの見延和靖選手です。見延選手は、高崎市に本社を置くアミューズメント企業ネクサスに所属し、今年のパリ五輪では、エペ団体で銀メダルを獲得しました。 城址公園で行われた開始式で見延選手は「1件でも事故を減らして安全に暮らせる時間を作っていきたい」とあいさつしました。そして、市役所前の交差点に移動し、道行くドライバーに交通安全を呼びかけました。 高崎警察署によりますと、今年の管内における交通事故発生件数は前の年より248件多い9042件です。人身事故は235件減りましたが4人が亡くなっています。見延選手はドライバーに「交通事故が増えているので安全運転をお願いします」などと声をかけながら、チラシと啓発品を手渡していました。