小田和正が2年ぶり全国アリーナツアー開催 アリーナツアー最年長記録“自己ベスト”さらに更新
シンガー・ソングライター小田和正(77)が、2年ぶりとなる全国アリーナツアー「KAZUMASA ODA TOUR2025 みんなで自己ベスト!!」を開催することが26日、分かった。 来年5月1日の静岡エコパアリーナ公演を皮切りに、10月の横浜アリーナ公演まで13カ所28公演で31万人を動員予定。77歳での全国アリーナツアーは、昨年75歳で開催した自身の記録を塗り替え、国内アーティストとして史上最年長記録を更新する。 小田がまたしても「自己ベスト」を更新する。22年開催の全国ツアーでアリーナツアー最年長記録を打ち立て、23年の追加公演では自身の記録を更新。同8月、猛暑の中で行われた横浜アリーナでの最終公演では長年変わらぬ美声を響かせ、花道を走り回るなどパワフルな姿を見せた。 今回のアリーナツアー初日を迎える時は、77歳7カ月。ツアー中の9月には78歳を迎える。それでも中1~2週間のペースで各会場2公演ずつ開催するなど、精力的にステージを届けていく。 今日27日には、17年ぶりのベストアルバム「自己ベスト-3」を発売する。オフコース時代のセルフカバー作品「哀しいくらい」「I LOVE YOU」をはじめ、「Little Tokyo」「またたく星に願いを」などのCMソングや「東京の空」「やさしい風が吹いたら」などのドラマ主題歌を含む、全16曲が収録されている。 小田は「このアルバムを出そうと思ったのは、残しておきたい楽曲が、まだまだあったからなんだよ」とコメント。「こういう機会に入れておかないと“埋もれてしまうような曲”たちにこだわってね。全体としては少ないものの、そうした作品も選ばせてもらいましたね」と明かした。 12月8日から13日まで、東京・明治安田ヴィレッジ丸の内でアルバムと全国ツアーを記念したポップアップイベントを開催。小田のパネル展やオリジナルグッズの販売などが企画されている。