兄から「生活保護」の扶養照会が届きました。私も余裕はないのですが、“援助”ってだいたいいくらなんでしょうか…?
中途半端な扶養はよくない結果を招く
扶養照会を受けた親族が避けるべきなのは中途半端な扶養をしてしまうことです。 生活保護で受給できる金額は多額とはいえませんが、医療費が無料になるなどのメリットもあります。しかし親族が扶養する旨を回答した一方で十分な扶養ができていない場合には、受給希望者・扶養者ともによくない結果になってしまいます。中途半端な扶養は双方のためにも避けるようにしたいですね。
まとめ
扶養照会が急に届くと焦ってしまいそうですが、実際には強制力はなく、断るという選択肢を取ることもできます。また、扶養照会を受けたとしても、資産や収入まで調べられることはないため、落ち着いて返送対応を進めましょう。また、生活保護受給希望者が安心して生活をできるよう、「扶養ができるのかどうか」は慎重に検討しましょう。 執筆者:小林裕 FP1級技能士、宅地建物取引士、プライマリー・プライベートバンカー、事業承継・M&Aエキスパート
ファイナンシャルフィールド編集部