エマ・コリンはあらゆる境界を打破する現代のスタイルアイコンだ!──GQファッションアワード2023 スタイリッシュパーソン・オブ・ザ・イヤー
Netflixの『ザ・クラウン』第4シーズンで、永遠のスタイルを確立した王妃ダイアナを演じたことでブレイクしてから3年。エマ・コリンは境界を超越する英国ファッションの寵児となった。それは、コリンがさまざまな「境界線」という概念そのものを打ち砕いたことによる。粗野な青年らしさと女性らしさ、クラシックと遊び心、おてんば娘っぽさとグランジというように、存在しうるすべてのスタイルを取り入れている。 【写真つきの記事を読む】新時代のアイコン、エマ・コリンの華麗なスタイルをチェック! ■ウィンブルドンで披露した絶妙なスタイル 最も目を引いたコリンのスタイルの一つは、7月のウィンブルドンで見せた小麦色のラルフ ローレンのショートスーツに粋なブラウンのブローグシューズを合わせたスタイルだ。少し伸びたブロンドのバズカットでうまくバランスをとっていた。堅苦しいことで有名な場に、今年最もクールな装いで登場したことは、賞賛されるべき功績といえる。 MOST STYLISH PERSON OF THE YEAR By Eileen Cartter Translated by FRAZE CRAZE