世界最大級のテクノロジー見本市「CES」開幕 AI製品が席巻 パナソニックHDは家族向けアプリ「Umi」を2025年中にアメリカで開始
FNNプライムオンライン
世界最大級のテクノロジーの見本市に迫りました。 世界各国から4000社以上が出展する先端技術の見本市「CES」が、7日にアメリカ・ラスベガスで開幕しました。 多くの企業が打ち出しているのが、やはりAI(人工知能)です。 ころんとした見た目のロボットは、中国の企業が発表したAIロボ「Ai Me」です。 表情豊かに会話をする他、映像を撮影でき、大事なシーンだけをAIが判断して保存してくれるということです。 オランダの企業が開発したのは、カメラで映した映像をライトボックスに投影することで簡単に作成できるホログラムです。 このホログラムにAIを搭載することで、ホテルのフロントで接客対応にも使われているといいます。 ホロコネクツのアンドレ・スミスCEO: AIやホログラムが、私たちの生活で重要な役割を果たすようになると思っている。 そして、パナソニックホールディングスは、AIの開発を行うアメリカの企業と戦略的提携し、対話型AIを搭載した家族向けのウェルネスコーチングアプリ「Umi」を、アメリカで2025年中に開始すると発表しました。 現代社会で課題となっている慢性的なストレスや家族間の断絶といった課題に、科学的にアプローチしていくとしています。 主な機能は、家族のケア、コーディネート、コネクト。 家族の健康促進やコミュニケーションの円滑化を目指す他、家族のスケジュール調整も行い、飲食店の予約サービスや配車サービスなどとも連携する予定。 健康的な習慣を身につけられるようサポートします。 パナソニックHD・松岡陽子執行役員: 人間は行動を変えていくのは難しい。今まで運動をしていない人に運動しなさいと言っても運動しないし、ほうれん草が嫌いな家族にほうれん草食べなさいと言っても食べないので、どうやって上手に健康の全体像を見ながら、どういうところからつついていけばこの家族は健康になるのか習慣自体、ちょっとずつ変わってくることをちゃんとやっていく。 今後は、日本での展開も視野に入れているということです。
フジテレビ,国際取材部
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