劇団EXILE・小澤雄太&小野塚勇人が大学生らに熱弁「人生何が起こるか分からない」
TOKYO FMで放送中のラジオ番組「JAPAN MOVE UP」(毎週土曜21時30分~)の7月13日放送分に、劇団EXILEの小澤雄太と小野塚勇人がゲスト出演。この日は、ナビゲーターの一木広治が客員教授を務める淑徳大学表現学科の授業の一環として、大学生が観覧する中で行われた。 【写真】小澤雄太&小野塚勇人が “人生を変えた瞬間” を真剣トーク 昨年も淑徳大生の前でトークした小澤は「前回は真面目に話しちゃったので……」と恐縮すると、小野塚が「今回は半分説教くらいの感じで」と突っ込むなど息がぴったりの2人。小野塚は学生らの熱気に「緊張せずにスタジオに来たんですけど、いきなり緊張が込み上げ始めてきた」と圧倒される。 高校時代はブレイクダンスチームのリーダー、卒業後は水道会社に勤めていたが「第1回劇団EXILEオーディション」に合格して俳優の道に進んだ小澤。 俳優を目指すきっかけを「僕の周りの友達が芸能界に憧れていて、オーディションに誘われた。“一生に1回くらい芸能オーディションを受けてもいいかな” と思って受けてみたら受かってしまった」といい「普通はみんなハガキサイズくらいの大きさの写真で応募するのに、コンビニでプリクラみたいなサイズの写真をプリントして履歴書に張り付けて。僕自身が一番 “人生何が起こるか分からない” と思っています」と笑顔で明かした。
サッカー推薦で名門・市立船橋高校に進学した小野塚は「サッカー部に入部した瞬間、今もプロで活躍している同級生を見て一瞬で “プロは無理だな” と悟った。直感的に “同じポジションで戦ったら絶対に勝てない” と思いました」と赤裸々に告白。 「ある程度努力してきたつもりだったんですけど、多感な時期に名門校に入ったことで燃え尽きてしまって……。3カ月くらいで退部しました」と語り「それからは歌手になりたくて “俺、EXILEになるわ” と宣言した(笑)。結局 “劇団” ってついちゃったんですけど、正直に言うと俳優になりたかったというより、何でもいいから芸能事務所に所属したいという気持ちが強かったです」とぶっちゃけた。 俳優としての転機に、小野塚は舞台『あたっくNo.1』を挙げ「厳しい指導を乗り超えて舞台に立って、カーテンコールの時にお客様がスタンディングオベーションしてくれた景色を猛烈に覚えている。あの経験がベースになっています」。小澤は「稽古を一生懸命やるのは当たり前で、お金をもらう以上 “プロとしてここまではやらなきゃいけない” というプライドのぶつかり合い。みんなが思いを持ち寄って作り上げた作品は何物にも代え難く、出来上がった舞台にお客様が感動している姿を見たのがずっと続けていきたいと思ったきっかけ」と学生らに語りかけた。