「ブルプロ」など開発のバンダイナムコオンライン、吸収合併で消滅へ 前期は最終損失82億円と苦戦
株式会社バンダイナムコエンターテインメントは20日、オンラインゲーム開発を行う完全子会社の株式会社バンダイナムコオンラインを2025年4月1日付で吸収合併すると発表した。ゲーム事業を取り巻く環境変化に対応し、デジタル事業全体の運営体制強化を図る。 【画像】2社共同発表「合併に関するお知らせ」 バンダイナムコオンラインは2009年にバンダイナムコエンターテインメント(当時はバンダイナムコゲームス)から分社化したオンラインゲームを専門とする子会社。PCやスマートフォン、家庭用ゲーム機向けタイトルを国内外で展開している。 家庭用タイトルとしては昨年夏にリリースされ本年夏に早期のサービス終了が発表された「BLUE PROTOCOL」を手掛けていたことでも知られていた。なお、同社の前期期末の最終損失は82億円を計上していた。 合併後は、「アイドリッシュセブン」「SDガンダムオペレーションズ」「ガンダムトライヴ」などバンダイナムコオンラインが運営するタイトルは、バンダイナムコエンターテインメントが継承。同社は顧客との契約や債権債務もすべて引き継ぐとしている。 特に運営タイトルについては各公式より詳しいアナウンスが発せられている。
編集部 経済・社会担当