【ケイン・コスギさん】50歳の肉体美がスゴすぎる…「パーフェクトボディ」の秘密とは|美ST
トレーニング前に筋肉をほぐすことが怪我防止に繋がります
トレーニング前のツールとして何か良い物はないかなと探していたんですが、5年ほど前に見つけたのがこのドイツ製のサンクトバンド。腕や肩、太ももやふくらはぎなどをかなり強く交差して縛って、縛ったまま動かしてから解くと筋肉がほぐれて血流が良くなるんです。年齢を重ねると、皮膚と筋肉の間の筋膜が癒着してしまって動きが悪くなってしまうのですが、これをすると絶妙に筋膜が剥がれて可動域が広がるし、体を柔らかくすることで怪我の防止にもなるんです。
トレーニング前後の定番、フォームローラーは一番固いタイプを
フォームローラーは年齢による体の変化を感じ始めた30代から愛用しています。ふくらはぎを上にのせて転がしたり、張っている部位をほぐすのに重宝しています。サンクトバンドと合わせてトレーニング前に使ったり、トレーニング後のアフターケアにも。僕は一番固いものを愛用していますが、この上に仰向けになって腹筋もできますし、本当に多機能な相棒ですね。
10年以上これ一択のマッサージガンはトレーニング後のケアに欠かせない
マッサージガンは色んなメーカーから販売されていますが、僕はドクターエアのマッサージガンが使いやすくて、もう10年ほどこれ一択。形状を変形させることができて、背中にあてて筋膜リリースすることも可能。軽くて、トレーニング後のケアに最適です。
体のリカバリーには睡眠も大事。昔から9時間は寝ます
睡眠は体力の回復具合のバロメーターになっています。昔から日々トレーニングに明け暮れているからか、睡眠の悩みはこれといってなくて。昔から9時間くらいはぐっすり寝ています。良質な睡眠のためにこだわっていることは、内臓にも負担がかかるので食後3時間はあけて寝ることと、寝る1時間前からデジタル系の刺激をカットすること。実はオンラインゲームが大好きなんですけどね(笑)。
愛用中のオーラリング あとは、オーラリングは指にはめて寝ています。これはアスリートの人も使っているもので、運動した際の消費カロリーはもちろん、ベッドに入って眠りについてからの心拍数、レム睡眠やノンレム睡眠の比率などが数値化されるんです。それで体力の回復具合がわかるので、翌日のトレーニングメニューの参考にしています。 負けず嫌いな性分で、どうしても「あともうちょっと!」とやりすぎてしまいがちなんですが、とにかく「無理をしない」。それが、今の僕のトレーニングの中で一番大事なテーマです。 《衣装クレジット》デニムジャケット¥37,400タンクトップ[3枚パック]¥9,350デニムパンツ¥33,000〈すべてカルバン・クライン〉ボクサーパンツ¥8,800〈カルバン・クライン アンダーウェア〉(すべてカルバン・クライン カスタマーサービス) その他すべてスタイリスト私物 撮影/田中駿伍(MAETTICO) ヘア・メイク/川村友子 スタイリスト/庄将司 取材/キッカワ皆樹 編集/浜野彩希