カメラが見た捜査本部 壁一面の捜査カレンダーに警視庁の執念が… “ルフィ事件”の舞台裏
難事件を解決するために前例のない捜査本部を立ち上げたリーダーの決断。仲間を信じて共に戦った1年間。そして、それに応えた捜査員たち。 チームを引っ張ってきた捜査一課の堀田明係長が1年共に戦ったチームへの感謝と共に語った言葉は。 「最初は雲をつかむような話だったけれども被害者の気持ちに少しでも応えることができたんじゃないか、これが刑事の仕事の一番の役割なんじゃないか」 この気持ちこそが、このチームが難事件の壁を打ち破る大きな力となった。SNSを利用した犯罪はこれからもなくなることはない。“ルフィ事件”はそうした犯罪も決して見逃さない、というメッセージでもあり、SNS時代の犯罪捜査に新たなフェーズを切り開いたと感じた。