ローズゴールドカラーでケースや文字盤を統一したエレガントなトゥールビヨンウオッチが登場
サファイアケースバック越しには、本機を駆動させる手巻きムーブメントのキャリバーDR001をじっくりと鑑賞可能。同ムーブメントはラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトンで一から設計・製造され、約80時間というロングパワーリザーブを実現。文字盤のギョーシェ装飾と呼応するように、ブリッジには縦方向のストライプをデザインし、さらにトゥールビヨンを動かすホイールは、ブラックポリッシュ加工された曲線的なスチール製のブリッジで支えるように設計。ホイールのピボットジュエルは、ムーブメント内の3つのゴールドシャトンのひとつに収納され、細部にわたる洗練とこだわりが感じられる仕上がりとなっている。 2023年に劇的な復活を遂げて以来、ダニエル・ロートはまだ本数は少ないながら、ウオッチメイキングの芸術性を表現したタイムピースを発表している。本機も細部にわたるこだわりと卓越した仕上がりが秀逸で、往年の時計ファンにとっては垂涎の一品といえるだろう。
ダニエル・ロート「トゥールビヨン ローズゴールド」
Ref.DAAD01A1 スペック:手巻き(Cal.DR001)、毎時2万1600振動、80時間パワーリザーブ。18Kローズゴールドケース(シースルーバック)、カーフレザーストラップ。サファイアクリスタル風防(反射防止加工)。縦38.6×横35.5mm、厚さ9.2mm。3気圧防水。
Text/三宅裕丈