渡辺監督の”後任”は…?西武の監督候補に挙がる大物(3)ライオンズで“監督復帰”は…?
2024年シーズンは、パ・リーグ最下位に沈んだ埼玉西武ライオンズ。そんな中、指揮官の渡辺久信監督代行が今季限りでの退任を表明した。今季90敗以上を喫したチームを、次は誰が率いるのか。後任候補の人選に注目が集まっている。そこで今回は、西武の次期監督候補をピックアップする。
秋山幸二
投打:右投右打 身長/体重:186cm/86kg 生年月日:1962年4月6日 経歴:八代高 ドラフト:1980年ドラフト外 現役時代、走攻守に渡って圧巻の数字を残してきた秋山幸二は、監督としても結果を出した人物だ。 八代高からドラフト外で西武ライオンズに入団した。プロ5年目の1985年から頭角を表すと、1987年まで3年連続で40本塁打以上を記録。 1987年は打率.262、43本塁打、94打点の活躍で本塁打王を戴冠。さらに、1990年には打率.256、35本塁打、91打点、51盗塁の成績を残して盗塁王を獲得。本塁打王と盗塁王に輝いた史上初の選手となった。 その後も圧巻の成績を残し続けたが、1993年オフに3対3のトレードで福岡ダイエーホークス(現:ソフトバンク)に移籍。それでも、2000年8月18日には2000安打を達成するなど奮闘し、2002年に現役を退いた。 2005年からソフトバンクの二軍監督に就任すると、2009年からは一軍監督として指揮を執った。翌2010年からは和田毅や杉内俊哉、デニス・ホールトンなどを擁して2年連続のリーグ制覇・日本一を達成した。 2014年にもリーグ制覇・日本一を達成したが、同年限りで退任。就任6年間でリーグ優勝3回、日本一2回という実績を見れば、就任要請があっても不思議ではないだろう。
ベースボールチャンネル編集部