【超RIZIN】所英男が「負けたら引退」宣言「結果を出して喜んでもらいたい人がいる」、対する朝倉未来一門のヒロヤ「でもやることは変わらない」
2024年5月24日(金)都内にて記者会見が行われ、7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN.3』の追加対戦カードが発表された。 【写真】「負けたら引退」を泣きそうになりながら宣言する所 バンタム級(61.0kg)5分3Rで、所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)がヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)と対戦する。 所はタイタンファイトを経て2001年にプロデビュー。2005年9月のHERO'Sで当時無敵を誇っていたアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラにTKO勝ちして一躍名を挙げた。多くの強豪選手たちと対戦し、2011年7月にはDREAMバンタム級日本トーナメントで優勝。2012年12月には佐藤ルミナにKO勝ち。2015年3月にはBellatorにも参戦した。 RIZINには2015年12月から参戦し、才賀紀左衛門、山本アーセン、太田忍には勝利も、クロン・グレイシー、堀口恭司、神龍誠、ジョン・ドッドソン、アラン“ヒロ”ヤマニハには敗れている。今回は2023年10月のヤマニハ戦以来の試合。 ヒロヤは、DEEPを主戦場に、2021年10月からは4勝1敗と好戦績を挙げるも、2023年5月のDEEPで安谷屋智弘に判定負け。7月のRIZINで伊藤裕樹に、10月に中村優作にいずれもフライ級より1kg重い58kg契約で判定負けで3連敗。しかし、大晦日に修斗史上初となる二階級同時制覇王者の新井丈とフライ級(-57.0kg)で対戦し、2RにTKOで破る番狂わせを演じた。 そのヒロヤは「大晦日明けて3カ月、アメリカで本当に毎日格闘技漬けの日々を送ってきました。そして強くなったところを見せられるのと、このスーパーレジェンドとのカードが組まれて光栄です。ありがとうございます」との意気込み。 スキンヘッドにしてきた所は「超RIZIN.3という大きな大会に出させていただき、榊原代表はじめRIZINスタッフの皆さん、本当にありがとうございます。そしてヒロヤ選手、試合を受けていただいてありがとうございます。試合で結果を出さないと意味がないと思っていますので、精一杯頑張ります」と丁寧に挨拶した。 互いの印象を聞かれると、ヒロヤは「知らない人がいないくらい本当に有名なので。気を付けるべきところも分かっていますし、自分の戦いをするってだけですかね」、所は「試合も発言も気持ちのいい選手だなって思ってみています」とそれぞれ答える。 今回開催されるさいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョンで試合をしたことがある所は、大会場への想いを聞かれると「若い時は大会が大きくて当たり前じゃないけれどそんな風に思っていましたけれど、今は冬の時代を経てこうやってまた大きな大会になってそこに自分がまた乗っからせていただいているのが本当に有り難いなと思っています」と述べると、この試合に懸ける“決意”を口にした。 「さっき言いそびれたんですけれど、今回負けたら引退します」と、今にも泣き出しそうな表情で宣言。 それを聞いたヒロヤは「でもやることは変わらないので。その思いも全て受け止めて、胸を借りるつもりで思い切りぶつかっていきます」と全力で挑みたいと話した。 所は集大成とも言えるこの戦いで「頑張るって言ってもそれは当たり前ですし、チャレンジするというのもこの場にいる方はみんな一緒ですし。やっぱり結果を出して喜んでもらいたい人がいるので、結果を出して喜んでもらえたらと思います」と、結果を出したいとする。 また、所はそんな大事な発言をなぜ言いそびれたのかと聞かれると「有名人ばかりで舞い上がりました」と言って笑った。
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