桜島の小学生たちがクルーズ船の観光客と英語で交流しました。 アピールしたのは、自分たちの住む桜島の魅力です。 うまく伝わったのでしょうか？ ２３日、鹿児島市のマリンポートかごしまに寄港した、オランダのクルーズ船・ノールダム。 ２０００人近くが乗船しています。 鹿児島に降り立った観光客を迎えるのは、ヘルメット姿の小学生たち。 児童 「外国の方に桜島の魅力を伝えるために頑張って練習してきた」 英会話の楽しさを味わってもらいたいと、桜島の４つの小学校が合同で行っている外国語の授業の一環で行われました。 普段、登下校の際にかぶっているという、ヘルメットや仮装姿で声をかけようとしますが… なかなか勇気が出ない児童も。 それでも頑張って声をかけていざ交流です！ 児童 「私たちは桜島から来ました。桜島を知っていますか？」 観光客 「知らないわ。きょうこれが見られるの？」 次第に慣れてくると、こんな楽しげな会話も聞こえてきました。 児童 「大きい『桜島大根』を食べることができます。ラディッシュ（大根）白い大根です。世界で一番大きいです。とてもおいしいです」 観光客 「食べてみたいね」 つたないながらも一生懸命に話した英語は、相手にも充分伝わっていました。 カナダからの観光客 「とても楽しかった。彼らはとても有益な情報を教えてくれた」 子供たちの自信にもつながったようです。 児童 「今回はよくできたよね」 さらに折り紙やけん玉などの日本らしい遊びを一緒に楽しむグループも。 大変さと共に達成感も味わったことで、子供たちの学習意欲もさらに高まったようです。 桜州小学校　６年生・萩原蒼太さん 「難しい言葉が色々あったから、もう少し覚えて、今よりもっとうまいコミュニケーションをして、色んな人たちと話していきたい」 桜州小学校　５年生・叶心晴さん 「海外の人との交流が好きなので、とても嬉しい機会になった。もうちょっと英会話を勉強して、留学に向けて頑張りたい」