電気通信事業者、警察官、銀行協会…次々と不審電話、特殊詐欺で600万円被害 岐阜市の70代女性
岐阜北署は17日、岐阜市の70代無職女性がキャッシュカード3枚をだまし取られたと発表した。銀行口座から現金計約600万円が引き出されていた。特殊詐欺事件として調べている。 署によると、12日午前10時ごろ、女性宅に電気通信事業者を名乗る女から「未納料金がある」と電話があり、警察官、銀行協会を名乗る男からも「捜査中の事件で犯人を捕まえた」「保険証やキャッシュカードが不正に使われている」などと伝えられた。女性は自宅を訪れた警察官を名乗る男に保管用に封筒を渡され、キャッシュカード3枚を入れたところ、封筒をすり替え持ち去られたという。 不審に思った女性が16日、署に相談した。
岐阜新聞社