「向こうの打線がねばっこくて」9回に追いつかれ引き分け ヤクルト・高津監督が悔しさにじませる
◇プロ野球セ・パ交流戦 ヤクルト3-3ロッテ(29日、神宮球場) 延長12回で決着がつかず引き分けに終わったヤクルト。試合後に高津臣吾監督が「今いるメンバーで全力で戦った結果」と試合を振り返りました。 【画像】先制ホームランを放ったヤクルトの長岡秀樹選手 初回に、村上宗隆選手のタイムリーヒットで先制点を奪います。その後、逆転を許すも、5回に再び逆転しました。しかし、9回に同点に追いつかれたヤクルト。高津監督は「タイムリーもあったし、非常に効果的なヒットもあったんですけど。終盤であと1本というところがなかなかでなかったですね」と悔しさをにじませます。 ロッテ打線に15安打を打たれるも、3点に抑えたことについては「向こうの打線がねばっこくて、選球眼も良くて、よく粘ったと思います。(15安打で)3点ですから、ピッチャー陣がよく頑張ったと思います」と8人の投手陣を評価しました。 また、この日も猛打賞の活躍をした長岡秀樹選手。開幕当初は下位打線での起用が多かったですが、4月後半から調子を上げていき、5月に入ってからは、2番、3番の起用が増えました。高津監督は、「クリーンナップの前に出塁してくれるのでいい仕事してくれた。(打順は)非常に悩んでます。どうやったら点にむすびつくか。彼が調子良いのはわかってますが、どういう並びが一番いいかというのは試しながら迷っている。まだ模索中です」と心の内を明かしました。