日章学園に選抜旗 授与式で主将「誇りを胸に一丸」 熊本西は知事らに活躍誓う /熊本
<センバツ高校野球> 3月23日に開幕する第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する日章学園(宮崎市)に27日、開会式の入場行進で掲げる選抜旗が授与された。また、21世紀枠で初出場する熊本西(熊本市西区)の選手らは同日、毎日新聞熊本支局や熊本県庁を訪れ、甲子園での活躍を誓った。【田崎春菜、清水晃平】 日章学園であった授与式には部員の2年生25人や畑尾大輔監督(48)らが出席。宝満志郎・毎日新聞宮崎支局長から校名や校章が入った選抜旗が得能剛(とくのうつよし)校長へ手渡された。 得能校長は「持ち味のチームワークの良さ、粘り強さを発揮してほしい」と選手たちを鼓舞し、福山凜主将(2年)は「代表としての誇りを胸に、チーム一丸となりたい」と決意を述べた。 熊本西は柿下耕一校長や横手文彦監督(43)、選手ら計23人が熊本支局を訪れ、三森輝久支局長から「甲子園はかけがえのない宝物になるはず。常識にとらわれず、楽しみながら思う存分、戦ってください」と激励された。柿下校長は「外部の人々と接する度、生徒たちは成長している。甲子園では人々に元気や勇気を与える試合を見せてほしい」と語った。 続いて訪れた熊本県庁では、蒲島郁夫知事が「持ち前のはつらつとした全力プレーで、全国に勇気を与えてほしい」とエールを送り、決勝進出時には甲子園に応援に駆け付けることを約束。霜上幸太郎主将(2年)は「全員野球で昨秋の大会のように勝ち上がっていきたい」と力強く宣言した。 毎日新聞社は選抜出場に先立ち、大塚製薬の協力により製作した91回大会記念スクイズボトルやセンバツ応援ポスターを両校に贈った。