大阪桐蔭vs鳴門 防御率1、2位の好左腕擁する両校激突 センバツ
3月18日から阪神甲子園球場で開催される第94回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が4日あり、昨秋の明治神宮大会で初優勝した大阪桐蔭と鳴門(徳島)が大会第6日第1試合で対戦することが決まった。 【熱血、スマイル…】センバツの歴史に名を刻んだ名将たち センバツ優勝経験校同士の顔合わせは好左腕対決。春優勝3回の大阪桐蔭は1年生左腕・前田が切れのある最速145キロの直球を武器に、昨秋の公式戦の防御率は主力投手トップの0・78。優勝1回の鳴門は冨田が最速142キロの直球と切れのあるチェンジアップを投げ、同0・86で2位と負けていない。 大阪桐蔭の西谷監督は「伝統的に打撃が強く、良い投手がいると聞いているのでしっかり準備したい」と気を引き締める。昨年はセンバツで初めて初戦敗退。主将の星子は「今年はその借りを返し、粘り強く戦い、日本一にこだわってやっていきたい」と意気込む。 昨秋から公式戦無敗の相手に挑む鳴門の主将の三浦は「優勝候補で強いと聞いている。試合ができて光栄」と歓迎。「投手中心に守備からリズムを作り、打撃ではどの打順からでもチャンスを作れる」と自信をにじませた。【安田光高】 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合をライブ中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。