一畑電車、「デュアルシート」採用の新型車両を導入 2025年3月にデビュー
一畑電車は、新造車両「デハ8000系」を導入すると発表した。 8000系は、1両編成の車両。2016年に導入した7000系がベースの20メートル級ステンレス車だが、車内はボックスシートを廃止し、ロングシートとクロスシートの転換が可能な「デュアルシート」を一部で採用している。また、ステンレス車体の特性を活かすため、車体外板のラッピングは廃止する。このほか、インバウンド対応として客室内に5か国語対応の次駅停車駅案内表示器を設置。機器面では、冬季低温時の停電防止策として、パンタグラフを2基設置する。 【画像】一部にデュアルシートを採用 新型車両8000系の車内を見る 8000系は、2025年3月2日に営業運転を開始する予定。以降、2025年度に1両、2026年度に2両を導入する。