セリフは大阪弁!?NGK地下でキティと楽しむミュージカル
セリフは大阪弁!?NGK地下でキティと楽しむミュージカル THE PAGE大阪
大阪市中央区の「なんばグランド花月」地下に今春完成した多目的ホール「YESTHEATER(イエス・シアター)」は30日、8月1日から家族で「ハローキティ」を楽しめるリトミック的ミュージカル「ハローキティのあそぼうBRAVO!」のシアター公演決定を発表した。同日午後には会見が行われ出演者が発表されたが、セリフはみんな大阪弁。関係者は「台本は標準語だったが、彼女たちが話すと違和感があり大阪弁になった」「大阪を皮切りに、将来的には全国へ展開させたい」などと意気込みを述べていた。
主役のセリフは大阪弁、キティちゃんもノリノリ
このミュージカルは、同劇場で8月からレギュラー公演となり「大阪発信」でのロングランシアター公演となる。大阪ではこうした公演は初開催だという。会場となるイエス・シアターは、立体的な映像を出せるプロジェクションマッピングシステムや照明・音響などは最新のものが完備されているため、新しいホールで楽しむことが可能だ。 また、ミュージカルに出演する4姉妹役の前田みさき(18)、守田ゆいな(20)、田坂えみな(21)、小倉かなこ(20)らのセリフは「大阪弁」と、いかにも「大阪発信」らしいスタイルで演じる。 総合プロデューサーの伊藤ガビンさん「大阪の学校の子たちだったんで」と笑顔。また、演出の振り付けを担当するホナガヨウコさんは「台本は標準語だったんですが、彼女たちが読んだところ『違和感』があったので、大阪弁になりました。スタッフはみんな東京なんですけど」と笑いながら説明する場面もみられた。 会見にはキティちゃんも出席。記者から「意気込みは?」と聞かれると、大きな身振り手振りで「がんばります」のポーズをとり、笑いを取るなど大阪での会見らしい一幕もみられた。
キティちゃんファンの福本愛菜も司会で登場
この会見では、キティちゃんファンとして知られる元NMB48で吉本新喜劇女優の福本愛菜が司会を務めた。福本は「小さい時から親がキティちゃんをそろえてくれてて好きなんです」などと思い出を話し、本物のキティちゃんとは「2回目に会うんです」と喜びながら進行を務めていた。また、福本は「いつから好き?」との問いには「生まれた時からです」と即答し、会場の笑いを誘っていた。 小学校の学習指導要領で必修となり、身体能力としてだけではなく、情操教育としての面でもダンスに注目が集まっているダンス。このミュージカルでは、「家族で一緒に」をテーマに「リズム星の4姉妹とハローキティ」による家族で踊りながら楽しめる公演を目指し、関係者は「大阪を皮切りに、将来的には全国へ展開させたい」と力強く抱負を述べていた。