【特集】25年以上にわたり交流深める サンタフェと津山 さらに深まる絆に期待/岡山・津山市
また、2024年には、姉妹都市25周年を記念して津山市の代表団がサンタフェ市庁舎で再調印式を行い、両市の未来に向けた新たなスタートを切った。
これらの交流を陰で支えてきた一人が、津山を愛するジェフ・ケース博士。歴史や国際文化交流を専門とする元大学教員で、サンタフェ・コミュニティ・カレッジ財団の会計役や姉妹都市協会の理事も務めてきた。彼は両市の交流の歴史を知り、その深さと心のこもった意義に感銘を受け、交流史を執筆。「交流を重ねてきた世代にとっては関係を維持し、発展させる挑戦や刺激となるはず」と話す。
2025年の新春からは、ジェフ教授がまとめた冊子を津山朝日新聞で随時紹介していく予定だ。この冊子には、姉妹都市関係の歴史や、市民の交流にまつわるエピソードが収められている。新たな世代に向けて、津山とサンタフェの友情を再認識する機会となるだろう。
互いの文化や伝統行事を知り、絆を深めてきた津山とサンタフェ。その関係がこれからどのように発展していくのか、大きな期待が寄せられている。
津山朝日新聞社