「的確すぎて逆にキモい」ブサイクキャラの芸人くじらが、今では月50本の恋愛カウンセリングをこなす“恋愛強者”に… 提唱する“勝つ恋愛よりも負けない恋愛”とは?
『とんねるずのみなさんのおかげでした』の『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』で、釣りやビリヤード界の有名人を真似たマニアックなネタで注目された、お笑い芸人のくじら。Twitter(現・X)での恋愛相談が「的確すぎる」とバズり、現在はフリーで芸人を続けながら、婚活相談と並行して月に50本の恋愛カウンセリング(利用者の9割が女性)も行っている。そんなくじらに、「負けない恋愛」の実践テクを聞いてみた。 【画像】くじらの伴侶は、13歳年下の美人?
女性のことを自分とは違う“生き物”として知りたくなる
──そもそもモテ男でもないのに、恋愛相談を始めたきっかけは? くじら(以下同) オレは子供の頃から女友達の話を聞くのが好きでした。で、大人になって、恋愛話を芸人同士でしゃべっていたら「Twitterで恋愛相談とかやってみれば」って勧められたのがきっかけ。 だから最初は「ブサイク芸人が上から目線で恋愛を語ったら、ギャップでウケるかも」ってお笑いのノリです。でもふざけたらつまらないと思って、100の熱量で答えていたら「意外といいこと言ってる」って反響があって。「的確すぎて逆にキモい」ってタイトルのまとめサイトもできたりして(笑)。そこから相談者が増えて、お笑いよりカウンセリングがメインになっていったんですよ。 ──現在は結婚相談所とそれとは別の恋愛相談事業、2つの窓口でカウンセリングを行っていますが、相談者に合わせて的確なアドバイスができるスキルはどうやって磨いたんですか? スキルかどうかはわからないけど、オレは女性のことを自分とは違う“生き物”として知りたくなってしまうところがあるんです(笑)。 というのも女性って結構メンタルが揺れ動くじゃないですか。うちの奥さんもそうで。オレ自身はメンタルが安定しているタイプだから、女性特有のアップダウンが不思議で「なんでこうなっちゃうんだろう?」って思い、自分なりに勉強するうちにいろんな知識が身についていったんですよ。 ──多くの男性は「女性特有のアップダウン」を面倒くさがりますけど、くじらさんは興味が先だった? そうですね。不安定なところを「怒りっぽい」とか性格として捉えちゃうのは、ちょっと違うなと。単純に体にストレス耐性がないというか。恋愛ってすごく刺激的でストレスがかかるものだから、身体が弱い人だと耐えられなくなって関係性が壊れてしまうことがある。つまり性格や能力の問題ではなく体質の問題です。 結局、心って脳で、脳は体の器官の一部だから、身体が弱いと脳も反応してブレやすくなるんです。カウンセリングで、恋愛がうまくいかなくて悩んでいる人に「性格の問題ではなく、身体があまり強くないんだと思いますよ」って話をしたら、本人もびっくりして“気づき”になることもよくあるんですよ。
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