込み上げてくる切なさ…田村潔司が前田日明超え【週刊プロレス昔話】
1997年12月23日、リングスの福岡国際センターで開催された「WORLD MEGA-BATTLE TOURNAMENT1997」準決勝で田村潔司が前田日明を撃破した。 【写真】田村潔司がK-1で勝利
前田との闘いを控え、決戦前から「複雑です」と吐露していた田村は14分44秒、腕ひしぎ十字固めで前田から勝利。試合後も田村は喜び以上にこみ上げてくる切なさをこらえていた。 一方の前田は「勝ったか負けたかというのはリングスの中じゃないですか。明日引退を控えているヤツに負けたら家まで乗り込んでやろうかと思うけど…」と、ある種、田村を認めるコメントを残したのだった。
週刊プロレス編集部