【速報】斎藤知事「任期満了まで仕事をしたかった」 報道陣の要望に笑顔を見せる場面も 不信任決議受け「失職・出直し知事選挙への出馬」へ きょう27日が「最後の登庁」で心境語る
■不信任受け「失職・出直し選挙出馬」を決める
兵庫県議会は、斎藤知事のパワハラなどの疑惑などへの対応をめぐって、先週19日、不信任決議案を全会一致で可決していました。 斎藤知事は29日までに「辞職」、「失職」、「兵庫県議会の解散」のいずれかを判断する必要がありましたが、26日に記者会見を開いて、「30日付で失職し、出直し知事選挙に出馬する」と発表していました。
■決断のきっかけは「高校生に手紙もらい 頑張ってみようと」
その際、斎藤知事は決断にきっかけついて、「高校生から手紙を渡された」ことだと説明しました。 【斎藤知事(26日)】「(25日の)朝ですね。ぶら下がり(取材)やらせていただいた後に、高校生が私のところに来られて手紙を渡していただいた。お叱りの手紙かと思ったんですが… いまでも見ると感情的になることもあるが…『やめないでほしい』と。 『未来のために頑張ってほしい』というお手紙をもらいまして。高校生が私に対してエールをわざわざ届けてくれましたんで、そこは…(少し言葉に詰まる)ぐってきたというかですね、はい。それが、『こんな自分でも期待してくれる人がいるんだ』ということを受け取った。選挙は大変だと思うんですけども、頑張ってみようと思った 」
■出直し選挙は11月10日か17日になる見込み
兵庫県知事選挙は、11月10日か17日になる見込みで、自民党や日本維新の会が独自候補の擁立を目指しているほか、医師で無所属の大沢芳清さんが出馬を表明していて、共産党が推薦を決めています。
関西テレビ