小林製薬“紅麹サプリ”で提訴 「腎障害」発症…男性が賠償求める
日テレNEWS NNN
小林製薬の「紅麹」を含むサプリメントを摂取し、腎障害を発症したとして、大阪府内の男性が賠償を求め、今年7月に裁判を起こしていたことがわかりました。 訴状などによりますと、大阪府内に住む40代の男性は今年1月、「紅麹コレステヘルプ」を購入し、摂取を始めました。 4か月後、病院を受診したところ、腎臓の数値が異常を示し、サプリメントの摂取による「薬剤性急性腎障害」などと診断されたということです。 男性は健康被害の問題が早く公表されていれば、サプリメントを購入しなかったなどと主張し、小林製薬に対し、およそ500万円の賠償を求めています。 一連の健康被害をめぐる提訴は全国で初めてで、小林製薬は「訴訟を提起されたか否かを問わず、適切に補償を行う」とコメントしています。