日本代表・小川航基“アウェー弾”決める! 国際Aマッチ7得点全て国外「僕自身に期待してる」
日本代表は12日、26年W杯北中米大会アジア最終予選インドネシア戦(15日、ジャカルタ)へ向けて全27人で練習を行った。FW小川航基(27=NECナイメヘン)らも合流し、本格的なインドネシア対策に着手。今回のアジア予選(2次も含む)8得点で日本人トップのFW上田綺世が負傷欠場する中、“アウェー大好きストライカー”が不安を一蹴する。 代役とは言わせない。このアジア最終予選全試合スタメン出場の上田が、先月末にハムストリングを負傷。森保ジャパンにとってエースストライカー不在は痛手だが、小川にとってはスタメン獲得のチャンスがやってきた。 「しっかりとモノにしたい。簡単な試合ではないし、簡単に得点を取れる相手ではないとも思っている。でも、この2試合でどれだけ得点を取れるかに懸かっている。僕自身に期待している」 ここまで国際Aマッチ7試合7得点。デビュー8試合8得点となれば二宮寛(1958~59年)に並ぶ快挙だが、中でも注目すべきはアウェー戦での成績だ。7得点全てが中立地を含む国外。10月10日のアジア最終予選サウジアラビア戦など、出場した国外での試合は4試合全てで得点を挙げている。 インドネシア戦はすでに前売り完売。7万人規模の同国サポーターによる“圧”を受けるが、5万6000人のサウジアラビアサポーターも黙らせた男には関係ない。「サウジアラビアも凄かったけど、それ以上の熱気があるんじゃないかな。また一つ違った雰囲気の中でやれるのでオイシイというか楽しみ」と不敵に笑った。 所属クラブでは公式戦3戦連発で、上り調子で日本代表に合流した。インドネシアは最終予選5失点中3失点がセットプレー絡みで、NECナイメヘンのチームメートでもあるDFカルビン・フェルドンクの特徴も熟知。「僕がボックス内で何ができるかが大きな鍵になってくる」。クロスをピンポイントで合わせられるのが最大の強み。一発回答で、スタメンに値することを証明する。