“貝が死なないよう祈るだけ…”日本一の産地・愛南町で真珠母貝「アコヤ貝」の出荷【愛媛】
テレビ愛媛
日本一の真珠母貝の産地として知られる愛媛県愛南町で、来年春の真珠養殖に使うアコヤ貝の出荷が盛んに行われています。 真珠の芯になる「核」を入れる前のアコヤ貝を『母貝』と呼びますが、愛南町内海地区にはこの『母貝』を養殖する業者が約90軒あり、毎年この時期は出荷作業に追われています。 町内家串の黒田光宣さんの作業場でも、約1年10カ月養殖した母貝入りのネットが作業船から陸揚げされ、受け取りに訪れた真珠養殖業者のトラックに次々と積み込まれていました。 今年は赤潮の影響もなく真珠養殖に適した肉質のいい貝に仕上がっていますが、サイズは若干小ぶりで、大量死が続いたここ数年よりは減少したものの3割から4割が死んだため、出荷量は少ないということです。 『母貝』を養殖する黒田光宣さん: 「まあ辞める訳にもいかんし、死なんように祈るだけですね」 一方、価格は主力の12匁サイズで1個あたり115円と、去年より25円高いということです。 母貝の出荷は11月20日頃まで続けられます。 #愛媛県 #愛南町 #核 #真珠養殖 #アコヤ貝 #母貝 #作業船 #陸揚げ #トラック #赤潮
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