霧ケ峰高原に氷のエビフライ? 冷え込み凍る木々、冬の造形美出現
冬型の気圧配置となって冷え込んだ13日朝。諏訪市の霧ケ峰高原の標高1800㍍付近では、木々や枯れ草が霧氷に覆われた。針葉樹の葉はエビフライのように氷の衣をまとい、木々の幹や枝は冷たい風を受ける側が凍り付き、風上方向に白い氷が伸びる造形美が見られた。 【写真】夏の霧ヶ峰高原の県道からの景色がマジでヤバい
写真愛好家続々、「雪より霧氷の光景がうれしい」
うっすらと積雪した車山肩の駐車場には、県内外から写真愛好家が相次いで来訪。水墨画のようになった高原の風景を撮影しようとレンズを向けていた。 「寒くなる予報を見て雪景色を狙いに来ました」と千葉県から訪れた会社員の男性(76)。「雪より霧氷の光景がうれしい」と喜び、防寒着に身を包み、軽アイゼンを付けて遊歩道に向かった。 (宮坂雅紀)