石川祐希が無敵軍団ペルージャの中で、セット当たりのアタック決定率トップに! チームは怒涛の11連勝、前半戦を無敗で折り返す
第3セット途中から試合終了までコートに立った石川は、12得点(アタック10、エース1、ブロック1)を記録。マッチポイントを引き寄せた爽快なブロックで今季レギュラーシーズン100得点目をマークした。 前半戦11試合のチームデータ(全12チーム)で、ペルージャのブロック113本(2位はチステルナの100本)とエース97本(2位はピアチェンツァの71本)は、リーグ断トツの首位。総得点とブレーク数でも通算セット同数のモデナを大きく引き離して1位に座る。 そして、その無敵軍団ペルージャの中で、セット当たりのアタック決定率トップに立っているのが石川だ。公営放送『Rai2』の中継で解説を務めた元イタリア代表アンドレア・ルッケッタ氏は試合前に懇談した際、「ユウキの調子が良くて応援している私も嬉しい。課せられた役目をしっかり果たしてチームの期待に応えている。この先のシーズンは、今以上に必要とされる存在になるはずだ」と、今後のさらなる活躍に太鼓判を押し、背番号14へエールを送った。 前半戦の上位8チームが出場するコッパイタリアは、準々決勝の対戦カードが決定。1位のペルージャは8位モデナをホームに迎え撃つ(日本時間12月31日午前4時30分開始予定)。なお、大塚達宣が所属する6位ミラノと、垂水優雅の7位チステルナも切符を獲得。日本人全3選手が揃ってコッパイタリアに出場する。 ペルージャの次戦はリーグ後半初戦(日本時間12月16日午前2時開始予定)。今季、驚異的な決定力を見せつけているマリ共和国出身OHノウモリー・ケイタを擁する4位ヴェローナとのアウェー戦に挑む。 文●佳子S.バディアーリ