大友氏館跡から「ヴェロニカのメダイ」発掘 16世紀末頃のものか 国内2例目 大分
大分放送
大友氏館跡の発掘調査でキリスト教徒の信仰具であるメダイが見つかり、大分市は豊後府内の南蛮文化を象徴する貴重な資料とみています。 【写真を見る】大友氏館跡から「ヴェロニカのメダイ」発掘 16世紀末頃のものか 国内2例目 大分 大分市は今年7月に実施した大友氏館跡の第50次調査で「ヴェロニカのメダイ」を発掘したと発表しました。 発掘されたのは16世紀末頃のものとみられる直径2.5センチほどのメダル状の飾りです。キリストの顔をかたどった面と、幼いキリストを抱く聖母マリアをかたどった面があり、キリスト教徒の信仰具とされています。 中世大友府内町跡では2001年の調査で、ヴェロニカのメダイが国内で初めて発掘され、国の重要文化財に指定されています。 発掘調査で見つかったのは国内2例目で、市は10月26日の大友氏遺跡フェスタで一般公開した後、専門機関に送り鑑定を実施する方針です。
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