大谷昭宏氏 コバホーク小林氏「鷹」「一般家庭」アピールに「嫌味でご両親はトンビかと」 裏金解明は弱腰「勘違いされてるんじゃないか」
ジャーナリスト大谷昭宏氏が20日、TBS「ひるおび」に出演。番組では9月の自民党総裁選に向けた動きや、19日に立候補表明した小林鷹之氏の会見などを取り上げた。 番組では、会見で小林氏が自民党の裏金問題について「党の調査に限界がある」「新たな事実が出れば党としての調査を考える」など述べたことが伝えられ、発言が慎重だったとの指摘も。 大谷氏は「きのうの段階は選手宣誓だと思うんですよ。これからやりあって、ボロを出すのか論破していけるのかで実力が問われる」と指摘。会見での発言を「取りようによっては、検察のような権限はないと。あなた何言ってるんだよ、政党が検察に任せなかったら自分の所の問題を解決できないんですか。そこはちょっと勘違いされてるんじゃないか。徹底的に我々の手でやりますというのが政党人の言葉だと思う」と語った。 自身の名前の「鷹」の「換羽」の話を、自民の変革にかけて語ったことや、「サラリーマン家庭」で育ったことをアピールした件が話題になると、大谷氏は「嫌味で、ご両親はトンビですかと聞きたくなる」と語り、「ごく普通の家庭で育ちましたってフレーズが、総裁選に出るときにでてくること自体が、そこを売りにする日本の政治って何ですかと思う」と語った。