ユーヴェ退団のラビオ、新天地はプレミアかラ・リーガに?…複数の強豪が動向注視か
2023-24シーズン限りでユヴェントスを退団したフランス代表MFアドリアン・ラビオに対し、複数のクラブが関心を寄せているようだ。8月1日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。 現在29歳のラビオは2010年夏に母国の名門パリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織に加入し、2年後にトップチーム昇格を果たした。トゥールーズへの武者修行を経て主力に定着すると、公式戦通算227試合に出場し24ゴール14アシストをマーク。2019年夏に完全移籍で加入したユヴェントスでも、5年間の在籍で公式戦212試合出場22ゴール15アシストという成績を残すなど、中盤の主軸として活躍した。 そんなラビオは今年の6月末でユヴェントスとの契約が満了を迎え、現在は無所属に。2024-25シーズンの開幕が刻一刻と迫るなか、現時点で新天地は決まっておらず、その去就に大きな注目が集まっている。 この度『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたところによると、ラビオは既にいくつかのクラブとの交渉を開始しているとのこと。なかでもプレミアリーグとラ・リーガ勢からの関心が強く、アーセナルやリヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードらが動向を注視しているという。なお、ラビオはチャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを強く希望しており、新天地を選ぶ上での必須条件となっているようだ。 PSGとユヴェントスで数々のタイトル獲得に貢献し、フランス代表でも通算48キャップを誇るラビオ。果たして29歳の実力者は今夏にどのような判断を下すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
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