『ブンブンジャー』追加戦士・焔先斗役の宮澤佑にインタビュー「先斗を含むみんなの成長を見届けて」
スーパー戦隊シリーズ最新作『爆上戦隊ブンブンジャー』(毎週日曜 前9:30、テレビ朝日系)の6月16日放送の第16話から、ブンバイオレット/焔先斗(ほむら・さきと)が登場する。演じるのは俳優の宮澤佑(29)。ORICON NEWSは、宮澤に動画インタビューを実施し、意気込みなどを聞いた。 【動画】『ブンブンジャー』追加戦士・焔先斗役の宮澤佑にインタビュー 変身ポーズも披露! ■ヒーローは事務所先輩の酒井一圭が演じたガオブラック 諦めずにオーディション挑戦 『爆上戦隊ブンブンジャー』は、クルマを乗りこなす、超前向きなスーパー戦隊。「届け屋」のブンレッド/範道大也(井内悠陽)をはじめ、「情報屋」ブンブルー/鳴田射士郎(葉山侑樹)、「運転屋」ブンピンク/志布戸未来(鈴木美羽)、「警察屋」ブンブラック/阿久瀬錠(齋藤璃佑)、「調達屋」ブンオレンジ/振騎玄蕃(相馬理)と、個性豊かなプロフェッショナルたちが、地球の平和を守るために戦う。 先斗は宇宙を股に掛ける「始末屋」。ライフラインの故障から政治のいざこざや子どものケンカまで…あらゆるトラブルの解決を図るトラブルシューターとなっている。しかし、トラブルの状況がこじれた状態を「カオス」と呼んで、楽しむ一面も持ち合わせている。もともと地球出身だが、相棒のビュン・ディーゼルと共に数多の修羅場をくぐってきた先斗が10数年ぶりに地球にやってくる。さらに、先斗は「ブンブンコントローラー」を使ってブンバイオレットにチェンジするが、ブンブンジャーとは何かが違う…?そして、先斗とビュンディーの目的とは…? ――『ブンブンジャー』出演、おめでとうございます!好きなヒーローはいましたか? 【宮澤】『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオブラックです。 ――所属事務所のG-STAR.PROの先輩でもある酒井一圭さんが演じていましたね。 【宮澤】正確なストーリーまでちゃんと覚えてはいないんですが、『ガオレンジャー』が世代なんです。サッカーを小学校の時に始めたんですが、始めてからはスーパー戦隊シリーズを見れなくなっちゃって。なので、そこまでで見ていたのが『ガオレンジャー』と『ハリケンジャー』なんです。『ガオレンジャー』はショーにも行って、その時にスーパー戦隊シリーズはステキだなと思ったのがきっかけです。プラスαで先輩でもあるので。すごいめぐり合わせだなと思いました。 ――オーディション合格は、どこで知りましたか? 【宮澤】知らされたのは事務所でマネージャーから伝えられました。でも、オーディションが終わった30分後ぐらいにマネージャーからLINEがあって「事務所に来てください。『ブンブンジャー』の結果もお伝えします」と。絵文字とかもなしの文章で来て、「これは!」となりました。実際に言われた時は何とも言えない感情でした。特撮作品のオーディションは10代から受けていたので。10何回目のオーディションで、まさかここで受かるとは、という思いがありました。 ――特撮作品への思い入れが強いですね。 【宮澤】自分が子どもの時の記憶って、あまり残っていないんです。俳優という職業をやるにあたって、昔見ていたドラマはあまり思い出せないんですけど、カッコいいヒーローの思い出は自分の中にあったので。本音を言えば少し諦めていた部分もあったので、ヒーローになれたことはうれしかったです。 ――最近だと『ドンブラザーズ』鈴木浩文さんや『キングオージャー』佳久創さんなど30代でヒーローになる方も増えました。モチベーションになった部分もあるのでは? 【宮澤】モチベーションになった部分もあります。あと、自分の事務所は特撮作品出身の俳優が多くいるのに自分はヒーローになれていなくて「絶対になりたい」という気持ちはずっと持っていました。ただ、それだけを追っていくのも難しいですし…。悪役もやりました。気持ちがだんだん薄れていった中で30代の方がヒーローになって「まだ可能性あるのかな」という思いが強くなりました。