『ブンブンジャー』追加戦士・焔先斗役の宮澤佑にインタビュー「先斗を含むみんなの成長を見届けて」
■『ガッチャード』にも出演 焔先斗で「新たなスパイスに」
――直近では『仮面ライダーガッチャード』第32話「現る大王!人形たちのジレンマ」(4月21日放送)にアルファ役で出演しました。『ブンブンジャー』出演が決まってからの参加だったんでしょうか? 【宮澤】以前から坂本浩一監督のアクション指導を受けさせていただいていて、そのご縁のあって坂本監督から声を掛けていただいて『仮面ライダーガッチャード』に出ました。その直後ぐらいにオーディションがあって決まったんです。こんなに早く仮面ライダーの悪役からスーパー戦隊に行く人いるのかな、って思いましたね(笑)。こんな短期間に2作品に出られて感慨深いです。 ――焔先斗は、どんなキャラクターですか? 【宮澤】焔先斗という人物は幼少期につらい経験や悲しい経験を多くしていて。いろいろなものが焔先斗の中にあって、それを自分の中で整理をつけて、宇宙に10歳で行ったと思うんです。その中で、いろいろ経験して普通の人と違う人生を歩んできた。どんな人間形成をしてきたのかな、と。人よりテンションが高かったり、人に上から目線だったり、人間と話す時の距離感がわかっていなかったり、常識を知らなかったり。たくさんいけないところがあるけど、そこがかわいらしさでもある、魅力がいっぱいあるキャラクターだと思います。焔先斗という幼少期に暗い闇の中で生きてきた人物でも信じられる人やものが絶対にある。そこだけは熱い思いで焔先斗にとって譲れない部分。誰に何を言われようが突き通す強い意志もある。カッコいい魅力が詰まっている役だと思います。 ――相棒のビュン・ディーゼルについて。 【宮澤】まずは声を担当されるのが花江夏樹さん、というところですよね。ちょうど『鬼滅の刃』を見ていたこともあって、その花江さんとお芝居できることにテンションが上がりました。でも、ビュンディーは先斗にとって大切な、お兄ちゃん的な存在です。ビュンディーに何でも言えるし、ビュンディーのためなら…、と先斗にとってビュンディーの大切さは忘れないようにしようと思いながら演じています。 ――花江夏樹さんとは何かお話しされましたか? 【宮澤】アフレコの時にごあいさつさせていただきました。本当に物腰の柔らかいステキな方でした。今回はビュンディーらしさいっぱいです。先斗が、がさつで急にテンションが上がったりするキャラクターなのに対して、ビュンディーは意外とクールで対照的なものがあります。花江さんがステキな感じで演じてくださっています。「『鬼滅の刃』見てます」と言ったら、花江さんも「(アフレコの映像で)今、映っていた人だ!」と優しく言ってくださったり(笑)。これからも、たくさんお芝居をさせていただきますが、この関係性をよりよく築いて、それが劇中でも表現できたらなと思います! ――子どもたちが変身ポーズをまねすると思います。カッコよく決めるポイントを教えていただけると。 【宮澤】先斗は動きがキレイ。軸をブレさせないこと!ただ、キレイすぎると先斗らしくないので、ちょっと雑でもいいから回転を速くするところだと思います。変身に使う「ブンブンコントローラー」を右手から左手に受け渡すのも難しいので、練習してやってみてください! ――最後に見どころと意気込みをお願いします。 【宮澤】今後、『ブンブンジャー』に新しい風、新たなスパイスになれるようにやっています。ぜひ、もともといた5人にどうやって先斗が関わって、物語が進んで溶け込んでいくのか、先斗を含むみんなの成長を見届けていただけたらと思います!よろしくお願いします。