F1開催を前にアストン マーティンのショールームが銀座にオープン 通行人から大きな注目
銀座にアストン マーティンのショールームが誕生
アストン マーティンの新たな拠点が銀座に誕生。 格式高いラグジュアリー・ホテルとして知られる「ザ・ペニンシュラ東京」内に、最新のCIで作られた新ショールーム「アストン マーティン銀座」がオープンした。 【写真】銀座にアストン マーティンのショールームが誕生の様子と最新アストン マーティンの写真をみる (112枚) パーソナライゼーションの拡大に対応し、Qニューヨークの成功を土台とするアストン マーティン銀座は「Q byアストン マーティン」による最高のビスポーク・サービスを日本に提供する、東京の顧客に自分だけのこだわった1台を創り上げる場所となる。 ショールームはザ・ペニンシュラ東京の晴海通り側の数寄屋橋寄りに設けられ、2フロア324平方メートルという広さを誇る。1階にはアストン マーティンのアイコニックなモデルが3台展示される。 2階には自分だけのアストン マーティンを創れるコンフュギレーター・ルームが設けられている。大きなモニターで好みの仕様に仕立てることができ、用意された数多くのボディカラー見本や、使用される実際のレザーやステッチ用の糸やウッドパネル、カーペット、シートベルトなどの見本などを手に取って、確認しながら創り上げることができる。 隣接するラウンジにはアストン マーティン関連の書籍が用意され、晴海通りや日比谷公園の緑を見下ろしながらくつろぐことができる。
F1チームのアンバサダーの来場
オープニングを祝してアストン マーティンのグローバル・チーフブランド&コマーシャル・オフィサーのマルコ・マティアッチ氏が来場し、次のように述べた。 「私たちが売っているのはクルマではなく夢です。私の夢のひとつが叶いました。銀座にショールームをオープンさせることができたからです」 「東京は世界で最も重要なラグジュアリーな都市のひとつで、2023年の新車販売ではトップを飾っています。5つ星ホテルのザ・ペニンシュラ東京に素晴らしいショールームをオープンでき、存在感を強化できることを嬉しく思います」 続いてアストン マーティンF1チームのアンバサダーを務める元F1ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサが登壇し、日本グランプリへの抱負とショールーム・オープンの祝辞を述べた。オープンを記念してアストン マーティン本社から、ランス・ストロールのサイン入りレーシングスーツが荒井氏にプレゼントされた。 アストン マーティン銀座は、アストン マーティン横浜を手掛けるグラーツ・オートモビール株式会社が運営する。代表取締役の荒井賢氏は「市場をリードする素晴らしい製品の登場により、アストンマーティンには日本の熱心な顧客をさらに拡大させていく大きな可能性があると考えています。東京を代表する街である銀座の中心にあり、その可能性に期待しています」 オープニングに際しジュリア・ロングボトム駐日英国大使と、ザ・ペニンシュラ東京マネージングディレクターのマーク・J・チューン氏から祝辞が述べられた。 この週末に鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開催されることから、アストン マーティンF1マシンのディスプレイ車が店頭に展示され、銀座を訪れた通行人から大きな注目を集めていた。 なお、アストン マーティン銀座のサービスセンターは、品川区勝島に設けられ、2024年4月に第1期改装工事が完了し、カスタマーラウンジを設けてオープンとなる予定だ。
上野和秀(執筆/撮影) AUTOCAR JAPAN(編集)