ディバラ追加召集の理由を勘繰る母国メディア スカローニ監督がローマ残留とは無関係と明言
チリ戦はディバラが活躍
アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督がパウロ・ディバラを招集した理由について言及した。 ローマのエースは、スカローニ監督の元で2022年W杯制覇に貢献したものの、続く主要国際大会のコパ・アメリカ2024では召集外となっていた。そして、この度の2026年W杯南米予選のメンバーにも選考外だったが、その後の追加召集で選ばれていた。 母国メディアでは、ディバラの追加召集のタイミングが、ローマ残留を選び、その出処進退を落ち着せた後だったことから、その関連を指摘。それについてスカローニ監督は「パウロの召集は、イタリアに留まったこととは全く関係ない」と明言した。 またその理由を「我々は各選手がピッチ上で何ができるかを考慮している。今のニーズを考えれば、いつでも彼の力が必要になるのでこの決断を下した」と語った。 彼がそう話す通り、アルゼンチン代表はチリを相手に3-0で完勝。そんな中、ディバラの活躍も光った。彼は79分に途中出場すると、90分+1分にゴールを決めている。 これでアルゼンチン代表は勝ち点を18とし、変わらず首位をキープ。次戦は9月11日、強敵コロンビア戦だ。この試合でもディバラの存在がチームの力となることだろう。彼らの活躍に期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部