アニー役にいずれも東京都出身で小学4年の丸山果里菜さんと小野希子さん 「うれしくて飛び跳ねました」「うれし涙が止まりませんでした」
2025年の丸美屋食品ミュージカル「アニー」(同年4~5月、東京・新国立劇場 中劇場)のアニー&孤児役オーディションの合格者発表が27日、東京都内で行われ、主役のアニー役にいずれも東京都出身で小学4年の丸山果里菜さん(9)と小野希子さん(10)が選ばれた。 1977年に米ブロードウェイの劇場で誕生したミュージカル。日本では86年に上演がスタートして以来、約196万人に感動を与え続け、今年ついに2000回公演を突破。ドラマ「SHOGUN 将軍」で米エミー賞主演女優賞(ドラマシリーズ部門)を受賞したアンナ・サワイは2004年にアニー役でデビューしている。来年は40年目となる節目の年で出演者も気合十分だ。 丸山さんは「2022年のアニーを見た際、レベルの違いに驚き、私もやってみたくて応募しました。アニーに受かると思っておらず、今回3回目のオーディションで名前を呼ばれたときはうれしくて飛び跳ねました。アニーは素直で元気な子。私もいつも元気なので、そのままの姿を出していきたいです」とコメント。 小野さんは「2023年に見たアニーの元気な姿に憧れ、とにかくこの舞台に出たいと思い応募しました。今回2回目のオーディションでアニー役に決まった時はうれし涙が止まりませんでした。オーディションではダンスの時の顔を意識して頑張りました。ずる賢くてかわいいアニーになれるように頑張りたいです」と意気込んだ。 演出の山田和也さんは「2025年で40年目。これまでアニーを手がけてくださった方や出演者の皆さんが積み重ねて40年続いてきているので、責任を感じながらしっかり今まで以上のアニーを作れたらなと思っています」と語っている。
中日スポーツ