大谷翔平、ブックメーカーの予想は… 84試合目で26本塁打、ついにシーズン50発ペース
◇29日(日本時間30日) ジャイアンツ7―14ドジャース(サンフランシスコ) ドジャースの大谷翔平選手(29)は敵地のジャイアンツ戦で26号ソロを放つなど4打数1安打1打点、1本塁打、2四球2三振。試合はドジャースが延長11回に一挙7得点し、貯金を今季最多タイの「20」(52勝32敗)とした。 ◆「大谷翔平、契約金の97%を後払いすると分かった瞬間の水原一平」【写真】 3回、大谷の第2打席。右腕ハワードの内寄り高め138キロのスライダーを捉えた打球は、射出角度35度という高い放物線を描き、センターへ。391フィート(約119メートル)と記されたフェンスを越え、バックスクリーンに吸い込まれた。 これで直近8戦6発、12戦9発の固め打ち。シーズン84試合目で26本塁打は、ついにシーズンちょうど50発ペースの大台に乗せた。大谷の自己最多は、1度目のMVPを獲得したエンゼルス時代の2021年にマークした46本で、これを上回る勢いだ。 だが、一方で米大手ブックメーカーは50発に届かないとみているようだ。ベットMGMはこの日大谷が本塁打を打つかどうかを賭ける本塁打オッズを4・75倍とつけた。ブックメーカー側からすれば4・75試合に1度打つという判断で、残り78試合でのアーチは16・4本と予想しているとみられ、シーズンは42・4本となる。 また、ファンデュエルの同オッズは4・9倍で、これが継続すると仮定すれば、あと15・9本を上積みする計算で、今季41・9本の予想となっている。(写真はAP)
中日スポーツ