自分の名前が入ったロッカーって憧れるけど…「契約ロッカー」って高いの? どんなメリットが?
雨具など使用頻度の低いものを入れるのに便利
ゴルフ場のクラブハウスには、行き帰りの服とラウンド時に身に着けるウエアとを着替えたり、財布や鍵といった貴重品を預けるのに便利なロッカールームが設けられています。 【動画】これはテンション上がる! ジャスティン・ローズが全米オープンチャンピオンのロッカールームを公開
一般的にロッカーは当日限りのレンタル制であり、プレー料金に「ロッカーフィー」が含まれていて、1回当たり数百円を支払います。 ゴルフ場の中には「契約ロッカー」という継続的に利用できるロッカーもあるそうなのですが、一体どのようなものなのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。 「ロッカールームが広いゴルフ場のなかには、当日限定でレンタルできるロッカーのほかにも、メンバー向けに月単位や年単位で同じロッカーを継続使用できる制度を設けているところがあります。契約期間中は『自分専用』になるので、雨具のようなかさばって片付けの面倒なものを、わざわざ持ち帰る必要がなくなります」 「また、通常はウエアやシューズを入れるために、キャディーバッグとは別でボストンバッグなどを用意しなければなりませんが、ただでさえ重いキャディーバッグを担ぎながら他の荷物もセットで持ってくるのは、結構な負担になりますよね」 「そのためウエアやシューズ、加えて予備のボールや小物類も一緒に入れてしまえば、持ち物を必要最小限に抑えてゴルフ場に行くことができるようになります。さらに、一部のゴルフ場ではキャディーバッグを保管してくれるサービスを行っているところもあり、両方を受け入れているゴルフ場のメンバーになれば『手ぶら』でラウンドをしに行くことも可能です」 契約ロッカーの料金はゴルフ場によっても異なります。安いところでは年間5000円前後、高いところでは年間で1万円前後だったりと幅がありますが、そこまで高くはありません。 「契約ロッカー」と「キャディーバッグ保管」の両方のサービスがあるゴルフ場の一例として、茨城県常総市の水海道ゴルフクラブのシステムを見てみましょう。費用は契約ロッカーが年間6600円でキャディーバッグの預かりは無料となっていますが、保管できるスペースに限りがある関係で、6カ月間来場がなかった際は一旦自宅まで返却されるそうです。