ハリス氏、バイデン政権との違い強調 トランプ氏集会にケネディ氏登場
Jarrett Renshaw James Oliphant Nandita Bose [フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)/ダルース(ジョージア州) 23日 ロイター] - 11月5日の米大統領選が迫る中、民主党候補ハリス副大統領は23日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで米CNNが開催したタウンホールで、自身が当選すればバイデン現政権とは異なるアプローチを取ると強調、態度を決めかねている有権者にアピールした。 「私の政権はバイデン政権の継続にはならない」とし、「私は多くの問題で新世代のリーダーを代表しており、新しいアプローチを取る必要性を感じている」と語った。 聴衆との質疑応答では食料品価格の高騰に対処すると確約し、中東の戦争を終わらせる時が来たと指摘。共和党候補トランプ前大統領は「ファシスト」で「米国の健全性と安全を危うくする」と厳しく批判した。 フロリダ大学選挙ラボの集計によると、2500万人近い有権者が郵便を含む期日前投票を済ませた。 トランプ氏はジョージア州で宗教をテーマにしたイベントに出席し、「率直に言って、どの州の票も記録的なレベルだ。我々は本当によくやっているし、国を立て直したい」と強調した。 トランプ氏はここ数日、キリスト教福音派に投票を呼びかけてきた。この日は同州ダルースで集会も開き、無所属で出馬し撤退したロバート・ケネディ・ジュニア氏が登壇した。カントリーシンガーのジェイソン・アルディーンも出席し、期日前投票をするよう出席者に呼びかけた。 ペンシルベニア、ジョージア両州は、大統領選の結果を左右する7つの激戦州に含まれる。