木梨憲武 楽しみにしていたのに…武道館ライブ舞台裏の出来事明かす「楽屋に帰ってテーブルを見たら…」
「とんねるず」木梨憲武(62)が16日、TBSラジオ「土曜朝6時 木梨の会。」(土曜前6・00)に出演し、29年ぶりの日本武道館公演を振り返った。 【写真】85年、ファーストコンサートを開催した「とんねるず」の石橋(右)と木梨 今月8、9日に相方・石橋貴明(62)と立ったコンサートは、のべ1万8000人を動員する大盛況。チケットは即日完売だった。 「2日間、全力で。あんなに人って歌うんだっていう曲数があったから楽しかった。うれしかったです」と振り返ると、観覧した所ジョージは「気持ち良く歌ってたもん。その気持ちよさは伝わってきましたよ、我々にも」と返した。 近年はソロで音楽活動を続けていた木梨だが、最近ではグダグダ展開なステージも多かったという。「構成もあったような、ないようなのに慣れちゃってるから、ちゃんとやるのもいいなと思って」。所が「2週間前くらいから練習してたもんね、リハね。よく言うこと聞いたね」と話すと、木梨は「凄く言うこと聞いてた。ちゃんとやるような雰囲気なの。貴明がちゃんとやってるから」と驚かせた。 予定調和をぶっ壊し、驚異的なアドリブ力で世に笑いを届けてきた2人。木梨は「音とか照明とかセットとかきっかけ、タイミングとか、全部リハーサルでやるわけ。こっちは“本番でいいから…本番でやるから…それぞれプロだから…”って」と笑いながら打ち明けていた。 楽屋裏話も明かした。まずは所が「いろんな偉い人たちも来るわけですよ。みんな楽屋にいるわけ。すしとか食べてるの。おすしを持って来たりして、接待してるの」と、ステージ裏の雰囲気を回想。木梨も「派手でいいな。武道館」と喜んでいた。 終演後には、そのすしを楽しみにしていたという木梨。「終わって帰り際にもらって行って、家で食べるのかな?急に食えないのかな?と思って。楽屋に帰ってテーブルを見たら、すし2貫しかなかった。そしたら、スタイリストさんが15貫食ったっていうの」とぶっちゃけ、笑わせていた。