旧小学校の指定管理「継続」求める請願、不採択に 京都府南丹市議会
京都府南丹市議会12月定例会の本会議が20日再開し、旧小学校の指定管理を来年度以降も続けるよう求める地元3団体からの請願は賛成少数で不採択となった。 請願は、新庄、西本梅、五ケ荘の各校を指定管理する新庄地域振興会(八木町)、西本梅地域振興会(園部町)、住みよいむらづくり協議会(日吉町)が提出。市は本年度末で指定管理を終える方針を示したが、今後も継続するように求めていた。10日の市議会総務常任委員会は賛成多数で採択していた。 20日の本会議では、校舎はコミュニティー育成などで「結果的には財政的メリットがある」と賛成討論があった一方、反対討論では「維持に多額の予算がかかる」とし、地元による活用もできる形での民間譲渡を図る市の方針が支持された。 2億1700万円を追加する本年度一般会計補正予算案など34議案は可決し、閉会した。