フランス代表“ジダン監督”誕生へ?デシャン後任最有力候補か「他の候補はいない」
フランス代表の次期指揮官は、やはりジネディーヌ・ジダン氏が最有力候補になっているようだ。 フランス代表の順位は?FIFAランキング最新版 2012年に就任したディディエ・デシャン監督の下、2018年ワールドカップ制覇や2022年ワールドカップ準優勝、2021年のUEFAネーションズリーグ優勝など、数々の栄光を掴んできたフランス代表。しかし8日、そのデシャン監督が2026年ワールドカップ後に辞任する意思を明かした。 ここまで12年間チームを指揮してきた指揮官の退任が決定的となった“レ・ブルー”だが、後任はやはりフランス代表のレジェンドが最有力候補のようだ。フランス『レキップ』と『ル・パリジャン』は、ジダン氏が次期指揮官の最有力候補であると伝えている。 『レキップ』によると、ジダン氏は2022年の段階で「フランス代表を指揮することは私にとって最高だね」と語っていたものの、デシャン監督への敬意からフランスサッカー連盟(FFF)へ自身の意思を押し付けるつもりがなかったとのこと。そしてデシャン監督が退任の意向を示したこと、FFFが外国人指揮官の招聘を考えていないことを考慮すると、本人の意欲が薄れていない限りは、ジダン氏の就任が濃厚になっているという。また『ル・パリジャン』は、ジダン氏以外に「明確な候補はいない」とも伝えており、フランス国内ではジダン氏の就任に大きな期待が集まっているようだ。 現役時代にはフランス代表でワールドカップ制覇とEURO優勝を達成し、指揮官としてはレアル・マドリーを史上初のチャンピオンズリーグ三連覇に導いたジダン氏。2021年にレアル・マドリーを去って以降、マンチェスター・ユナイテッドやバイエルンなどのオファーを断ってきたとされているが、2026年から“レ・ブルー”を指揮することになるのだろうか。