中国・チベットで巨大な氷の洞窟発見
【東方新報】2023年3月に巨大な氷の洞窟が発見されていたチベット自治区(Tibet Autonomous Region)チャムド市(Chamdo)ペンバル県(Banbar County)ファイユム第一村の近くで、最近また新たに大型の氷河洞が発見された。 新たに発見された氷河洞は、前回発見された洞窟からわずか50メートルの距離にある。 予備調査によると、新しい洞窟も巨大で、全長は150メートル、洞窟の入り口は、高さ約6メートル60センチ、幅18メートル20センチあり、洞窟内部は上に向かって螺旋状に広がっている。 洞窟の中を歩くと、純粋な氷の結晶に囲まれたクリスタル宮殿を歩いているような印象を受けるという。 この新しい氷河洞の発見で、現地の自然景観に新たな見どころが加わり、観光客向けの探検ツアーの可能性も期待できる。 またチベットの氷河研究には新しいサンプルと視点が与えられた。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。