大手生保 高水準の賃上げ相次ぐ 日本生命5・5%程度の賃上げ
日本生命保険は、今年の春闘で営業職員を除く内勤の職員について、賃金を5.5%程度引き上げると労働組合側に回答したことが分かりました。近く労使交渉で妥結する見通しです。 日本生命は、全国の2万人の内勤職員を対象に、定期昇給や一時金を含めた給与水準を5.5%程度引き上げると労働組合側に回答しました。賃上げは2年連続で、過去30年間で最大の賃上げとなった去年と同じ規模となります。 大手生命保険業界の賃上げを巡っては、住友生命保険も内勤職員を対象に5%の賃上げを行うことで妥結したほか、第一生命ホールディングスや明治安田生命も内勤職員などを対象に、平均7%の賃上げを実施する方針を示すなど、高水準の賃上げが相次いでいます。