“渋沢栄一”が1円玉より小さく!?「バズリはんこ屋」職人技がSNSで話題 無茶ぶりに意地で挑戦 超精密さに驚愕
難題にもチャレンジ精神で応える職人
予想通りの展開だったが、それでも要望にしっかり応えるのが、この道20年以上のベテラン職人だ。 永江印祥堂の職人である村尾直樹さんは「またおもしろいチャレンジができるなと。弊社の技術力をアピールするためには、そういったチャレンジも必要だと思うので」と、むしろ挑戦することに燃えている様子だ。 渋沢栄一の故郷である埼玉・深谷市から使用許諾をもらって原画の権利もクリアし、Xへの投稿に万全の態勢を整えた。 職人の村尾さんは「絵になってくると、太い細いの強弱がすごかったりするので気を使った」と話すが、「神対応」で一夜ではんこを彫りあげたという。超精密な「渋沢栄一のはんこ」のポイントは“耳の部分”だといい、注目してほしいとのこと。 Xの“中の人”は、「渋沢栄一のはんこを職人にお願いしたときに、まさかこんなに小さい形になるとは正直思っていなくてびっくりしたが、それも職人の意地なんだろうなと。それも含めてちょっとおもしろくて」と話し、実物を見たときには「こんなに小さいの!?」と素直に笑えたという。 ちなみに、「渋沢栄一のはんこ」の購入希望の声は今のところ全くなく、当面は販売する予定はないという。 (TSKさんいん中央テレビ)
TSKさんいん中央テレビ