“超粗削り”でも「ノーステッキ」で好時計勝ち!タイセイリアルの評価は? 11月18‐19日の★評価一覧【2歳馬チェック】
~先週の新馬・未勝利勝ち評価一覧~
11/18 (土) 東京5R 2歳新馬 芝2000m ジャスティンミラノ 牡 馬体重:500kg ★★★★★★★★ 8点 詳細記事は下記リンクを参照 11/19 (日) 東京4R 2歳新馬 ダート1600m タイセイリアル 牡 馬体重:450kg ★★★★★★★ 7点 騎手:松岡正海 厩舎:(栗東)矢作芳人 生産:下河辺牧場 馬主:田中成奉 氏 父:アロゲート 母:ラフタ(Kitten’s Joy) 返し馬から止めるのにかなり苦労するほど前進気勢が強すぎるタイプ。レースに行っても鞍上の意に反して3コーナーでは早目先頭。直線も長く坂も続く東京コースで、普通であれば終いバタバタになってもおかしくない状況だったが、そのままノーステッキで後続に4馬身差をつける圧勝。良に近い稍重馬場で勝ち時計1分37秒8も速かったが、引っ掛かって自身のラスト3F36秒3は秀逸。レース後も制御が利かずコースを1周してしまったようにまだまだ未完成だが、今は亡き怪物アロゲート譲りの芦毛の仔で潜在能力は底知れない。
11/18 (土) 東京2R 2歳未勝利 芝1600m ブライトマン 牡 馬体重:468kg ★★★★★★ 6点 騎手:松山弘平 厩舎:(美浦)蛯名正義 生産:社台ファーム 馬主:前田幸貴 氏 父:キズナ 母:キトゥンズダンプリングス(Kitten’s Joy) 新馬戦は競馬が分かっていないようなレースぶりで敗れたが、2戦目でキッチリと変わり身をみせた。数字でみても他馬よりコンマ6秒以上も速い上がり34秒4を駆使し、差し切る中身の濃い内容。勝ち時計1分33秒3も前開催の開幕週で行われた2歳重賞サウジアラビアRCを上回る好タイムだった。
11/19 (日) 京都4R 2歳新馬 芝内1600m シヴァース 牡 馬体重:442kg ★★★★★★ 6点 騎手:C.ルメール 厩舎:(栗東)友道康夫 生産:ノーザンファーム 馬主:佐々木主浩 氏 父:モーリス 母:ヴィブロス(ディープインパクト) 秋華賞・ドバイターフのGI2勝を挙げたヴィブロスの仔。最内枠から勝負所もインを突いて一気に抜け出し、ラスト3F〔11.8-11.6-11.1〕と加速ラップを刻む流れを快勝。追い出してからの反応が良すぎて早目先頭に立った分、最後は接戦にはなったが、レースセンスや瞬発力は良血らしく優れたモノを持っており、距離が延びても全く問題ない。