サンキュ!家計やりくりコンテストを振り返り!今どき家計の傾向は?
今年で3回目の開催となる「サンキュ! 家計やりくりコンテスト」。毎年話題を集める、注目の受賞者たちを大発表!!その結果から、物価高騰時代に負けない、“今どき家計”の傾向が見えてきました。 受賞者のやりくりから、強い家計をつくるヒントを見つけましょう。 【画像】サンキュ!家計やりくりコンテストを振り返り!今どき家計の傾向は?
サンキュ!家計やりくりコンテストとは?
自分なりの工夫で家計やりくりに奮闘している、新しいやりくりスターを発掘すべく、22年から始まったコンテスト。毎回、年齢や性別を問わず多くの応募があり、反響を集めています。 家計やりくりコンテストの受賞者がやりくり達人として各メディアで大活躍!
コンテスト審査会を振り返って…物価高騰に負けない“今どき家計”は【貯める】【使う】【殖やす】の バランスがキモでした!
応募書類には、その年の社会情勢ややりくりのトレンドが反映されています。今年は、「貯蓄を殖やす」だけでなく、「満足度の高いお金づかい」や「投資でお金に働いてもらう」ことをバランスよく取り入れている人が多い傾向に。審査員の皆さんの総評を伺いました。
ただ貯めるだけでなく、「自分軸」で考えて使うことが求められる時代だと思います
今回の受賞者は、収入に関係なく、どの人もお金づかいにメリハリがあって、投資などでお金を殖やそうという意識が高いのが素晴らしいですね。インフレ時代だからこそ、支出をどれだけ削るかということより、「何のために貯めるのか、お金を使うのか」を考えることが大事!他人と比べるのではなく、目標を立てて、「自分軸」でお金の削りどころ、かけどころを考えられる人が、強い家計をつくれるのだと感じました。 家計再生コンサルタント横山光昭さん マイエフピー代表。独自の貯金プログラムを生かした、相談・指導が好評。これまでの相談実績数は2万6000件以上。著書は180冊超で、累計発行部数400万部を突破!
投資で「お金に働いてもらう」が定着してきて、楽しみながらやりくりしているなと実感
物価がこれだけ高騰していると、支出を減らすだけでは限界があるので、「お金に働いてもらう」ことが必須。応募者にも、いち早くそれを意識して、投資を実践している人が増えています。でも、投資するために無理に節約するというわけではなく、ゲーム感覚でムダを省いたり、SNSでお得情報を取り入れたりして、やりくりを楽しんでいる感じ。自分で情報を集めて、良さそうなものはすぐ試すのも“今どき”ですね。 節約アドバイザー 丸山晴美さん ファイナンシャル・プランナー、消費生活アドバイザーなどの資格を持ち、主婦目線に立ったやりくりのアドバイスが人気。「サンキュ!家計やりくりコンテスト」第1回から審査を担当。