【山口天気 夕刊12/24】クリスマスの朝は厳しい「底冷え」 年の瀬は「風冷え」に注意し 大掃除などは計画的に
●25日(水)クリスマスの朝にかけては 厳しい底冷えに ●年の瀬は次第に冬型気圧配置強まる 今度は風冷えが厳しい ●大晦日は寒さ和らぐも 年明けも再び北風の冷たさ増す ==========
きょう24日(火)クリスマスイブは徐々に冬型気圧配置が緩んできたことで、日中は日ざしがしっかり届いた所が多くなり、最高気温は全般に11度前後…風も落ち着き、日差しに心地よさを感じられる時間もありました。
あす25日(水)クリスマスの朝にかけてはより高気圧にしっかり覆われ、穏やかな天気が続きそうです。
しかし夜の間、穏やかに晴れると、地面の熱がどんどん上空に逃げる放射冷却の影響で足元からしんしんと冷える「底冷え」が厳しくなります。山間部を中心に山口市内など市街地でも、あちらこちらで氷点下…今シーズン一番の冷え込みの所も多くなりそうです。
クリスマスの朝は厳しい底冷えですが、その後は再び「風冷え」が次第に厳しくなっていきそうです。あす25日(水)夜、北日本を低気圧が通過し、その後、また等圧線が縦じま模様の冬型気圧配置が強まっていきます。 水~木曜日は日中の気温は山口市内では2桁になるものの、その後、また1桁止まりの日々となり、特に今週末は日中でも体の震えが続くような真冬の寒さが続くとみています。
北風の冷たさも加わり、数字以上に身体に堪える寒さにもなるというところも踏まえた上で、体調管理など十分気を付けて。また、大掃除、特に水仕事など出来るだけ日中、2桁の気温が期待できるときに効率よく進めていきましょう。
あす25日(水)は底冷え厳しい朝…山間部は、今夜のうちに入念に水道管凍結対策を。また、朝の車の運転はフロントガラスの凍結なども考えて、時間にゆとりある行動を心がけましょう。午前は安定した晴天が続きますが、午後は日本海側から徐々に雲が目立つ空に。夜遅くは日本海沿岸中心にわずかににわか雨の可能性があります。
木曜日は夜明けの頃にかけて一時ぐずつく可能性がありますが、日中は少し天気は持ち直す見込み。その後は、また繰り返し冬型の気圧配置が強まりそうです。金曜日から週末にかけて冷たい北風が強まるとともに最高気温でも1桁止まりの厳しい寒さで、土曜日中心に少し雪が舞う所も。その後、大晦日にかけては寒さがいったん緩みますが、年明けから再び北風の冷たさが増すと見込んでいます。 (KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)
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