テクニカル2回で退場のジャ・モラント、ファウル判定は誤審認定 嬉し泣きの絵文字で反応
メンフィス・グリズリーズは日本時間12月6日(同5日)にホームで行われたサクラメント・キングス戦に115-110と勝利した。大黒柱のジャ・モラントが判定に抗議して退場処分となったが、ファウル判定自体は誤審だったことをNBAは認めた。 98-97で迎えた第4クォーター残り6分45秒、モラントはキングスのデマー・デローザンのポストプレーに対してディフェンスを試みたが、フェイダウェイシュートへの対応がファウル判定を受けた。これにはモラントも露骨に不服な様子を見せて異議を唱えると、2回目のテクニカルファウルが宣告され、退場となってしまった。 この日のモラントは28分間のプレイで8得点(フィールドゴール2/13、3ポイント0/6、フリースロー4/4)、7アシストの成績で終了。それでも、デズモンド・ベインとマーカス・スマートがそれぞれ18得点を挙げるなど、7人が二桁得点を記録して勝利した。 その後、NBA広報の公式Xは「今夜のサクラメント対メンフィス戦の第4クォーターで、モラントに宣告されたテクニカルファウルとファウルに関するプールレポート」を公開した。 主審を務めたパット・フラーハー氏が質問に回答。モラントのデローザンに対するファウル判定には「ライブのプレイでは、審判はモラントがデローザンのシュートの際に接触したと思った。しかし、試合後のレビューではモラントは正当なガーディングポジションにおり、ファウルを宣告されるべきではなかった」と誤審を認めている。 ただ、2つ目のテクニカルファウルについてフラーハー氏は「モラントがベンチに向かって歩いている際に、審判に対して指差しをし、不適切な言葉を使った」と説明している。 モラントはこの投稿を引用する形で、自身のXに嬉し泣きの絵文字で反応していた。
NBA Rakuten