【バレー】石川祐希がチーム最多の16得点でMVP獲得 開幕2連勝も「反省しなければ」
<イタリア1部リーグ・セリエA:ペルージャ3-2パドバ>◇第2節◇6日(日本時間7日)◇パドバ 【写真】石川祐希が有名女優と驚きの2ショット「結婚発表かと思っちゃった」 バレーボールのイタリア1部リーグ・セリエAの第2節が6日(日本時間7日)に行われ、パリオリンピック(五輪)で日本代表主将を務めた石川祐希(28)が所属する昨年度覇者のペルージャは、開幕2連勝を飾った。 昨季レギュラーラウンド(RR)10位のパドバと敵地で対戦し、3-2(25-23、23-25、21-25、26-24、15-10)のフルセット勝ち。2時間30分に迫る熱戦を逆転でものにし、スタートダッシュへ弾みをつけた。 石川は全てのセットでスタメン出場し、チームトップの16得点。要所で2本のブロックも決めた。「次戦までに修正したい」と話していたアタック決定率は初戦から7%向上し、47%を記録。最終セットには完璧なパスでセッター、ジャンネリの2アタック成功をアシストするなど、課題に挙げていたサーブレシーブでも安定感を発揮した。この試合のMVPを獲得したが、「レセプション、スパイクが良くなかったので、しっかり修正してまた次戦に臨みたい」と課題を再確認した。 マッチポイントで相手のサーブがアウトになったのを見届けると、ペルージャの選手たちはコート中央に輪を作って跳びはねた。チーム内で「重要」と位置付けてきた開幕3戦。まずはしっかりと2戦を取り、チームの雰囲気も高まってきた様子だが、石川は「試合の内容は全く良くなかったので反省しなければいけない」と、勝ってかぶとの緒を締めた。 次戦は13日(同14日)、敵地で昨季RR8位のモデナと対戦する。